古代都市、ポンペイをテーマにした展覧会に行ってきました!
上野にある東京国立博物館で開催されています。(2022年1月14日(金)〜4月3日(日))
(久しぶりに美術館か博物館に行きたいな)と思いながらTwitterを眺めていたら、ある画像が目にとまりました。
「石化したパンのクッション」???なんだそれ??
行き着いた先が「ポンペイ展」でした。
真面目そうな展覧会なのに、オリジナルグッズがクレイジーすぎる・・・
と、まんまと興味を持って上野に向かいました。
ありがたいことに全作品が撮影可能でした。写真を交えながら振り返りたいと思います。
日時指定チケットで並ばず入場できる

ポンペイ展は当日券も販売されていました。私が行った日曜の昼過ぎは、当日券の列は10〜20人ほど並んでいました。
着く時間が分かっていれば、公式サイトの日時指定のチケットがおすすめです。
14時〜15時の間に来てね、という時間指定のチケットです。
1時間の間に着けばOKなので、気楽に行けます。
メールで届いたQRコードチケットをかざせば、並ばずに入場できます◎
音声ガイドの解説は堅苦しくなくて聞きやすい
ポンペイは噴火によって消滅した都市ということは知っていました。
ただ、それ以外の情報は全然知らない。パネルの説明を読むのも好きだけど・・・
会場入口にあった音声ガイドが頭をよぎりました。
音声ガイドなら、パネルの前に並んだり立ち止まらず見れそう。解説を聞きながら見た方が楽しいかも。しかも、けっこう音声ガイド使ってる人いるな・・・
いろいろ考えて、まだ冒頭のエリアだったの引き返して600円の音声ガイドを借りました。

音声ガイドのナレーションは声優の小野賢章さんと小野友樹さんでした。
会話劇形式の音声ガイドと知らず、驚きました。
観光地を歩きながら「これはね」と説明してくれるガイドさんみたいで、堅苦しくない。
当時のポンペイの街並みを歩きながら話すストーリー形式は、思ってた以上に面白かったです。
通常の解説音声もありますが、これまた聞きやすい。
借りてよかったと思いました。(声優さんの影響で使ってる人多かったのか?
1世紀頃のポンペイを感じる展示品たち

映像や当時の家を再現したスペースもありました。

展示品は種類が幅広い。出土された石像や大理石のテーブル、壁画などなど・・・。
当時のお金持ちの人たちは自分を賢い、お金持ちだと見せたかったようです。
壁画や豪華な調度品は、理由はともかく細部の豪華なこだわりが美しかった。
私は歴史に強いほうではありません。なので、モザイクアートの精度の高さや仕事道具を見て、(この道具や表現って、1世紀からあったんだ・・)という驚きもありました。

当時のフライパン的なものも。まぁでもたしかに、何かを焼こうとすれば、それを入れるものが必要ですよね。

火山灰に埋もれ石化した食べ物たち。
当時は街にたくさんパン屋さんがあったようです。
考えてみればそりゃあ、当時の街にもパン屋さんはあるか、と思います。
でもそうした展示品を見る機会がなかったので、とても臨場感を感じました。
また、食と仕事のエリアでは医療器具や壁画家、石工、農具、商人の仕事道具もありました。

昔から必要なものというのは変わらないんですね。

ポンペイが存在したのは1世紀頃というすごく遠い昔です。
でも、生活周りの展示品を見てポンペイが身近に感じました。道
具の便利さや技術で進化したことはたくさんあります。でも、私たちはこの頃からそこまで変わっていないのではと、少し思ったりしました。
まさにキャッチコピーの「そこにいた。」に通ずる、ポンペイの存在を感じる展示でした。
オリジナルグッズが豊富!

グッズ売り場は賑わっていました。
私と同じようにTwitterで見て来た人もいるんでしょう。
かと思えば、古代都市大好きっぽい人がアクセサリーに反応してたり。
私はノートだけ買いました。いろんな層に向けたグッズが揃っていて、必見です。

ポムポムプリンのグッズもありました。
ポンペイにまつわる本や映画
世界不思議発見でポンペイの回がちょうど先日ありました。ただ、見逃してしまいました・・。
「Paravi」というVODサービスでのみ見逃し視聴できるようです。(14日間の無料体験期間もあり)
映画「ポンペイ」はAmazon Primeで観れる!
また、映画もありました。
レンタルもできますし、Amazon Prime Videoでも観れるようです。
噴火で1つの街が消えてしまった古代都市。
悲しい出来事ではありますが、「古代都市」という言葉にはロマンがあります。
そのため、いろんな物語の題材になっていますね。
展覧会を見終わったあとも充実感があって、良い休日を過ごせました。